2013年11月25日月曜日

第21話 ちゅらさん祭でみやぎまもるさん 宮良康正先生の演奏を楽しむ



平成25年のプログラム


いろいろごたごたしたが、カメラも出て来てほっとした。

 会場では出し物を見たり、会場をブラブラする。控えのテントがあり、そこで何度か、小浜節を練習した。男性用のテントと女性用のテントがあった。

 腹が減ったので屋台で、八重山ソバ (400円) と、ジューシー飯のおにぎり(2個で200円)を食べた。もう3時頃。遅い昼ご飯。もっと食べたかったけど、あまり食い過ぎると唄えなくなる。本当はオリオンビールも泡盛も飲みたかったさ。





八重山らしいメニューが嬉しいではないか



 宮良の青年会の出し物も見た。明和の大津波で石垣島の宮良村が全壊したので、小浜島から宮良に移民しているそうで、特に深い付き合いがあるそうだ。



宮良青年会の皆さん


 八重山高校の郷土芸能部の皆さんが、日頃の演舞を披露してくれた。非常に良い。小浜島の出身の部員の生徒さんもいらっしゃるとのこと。彼女らこそ、「島ぬ宝(すぃま ぬ たから」そのものである。



八重山高校郷土芸能部の皆さん


 後半にみやぎまもる さん、そして、宮良康正先生が出てくるので色々が出し物を見ながら見る。

 老人会みたいな席があり、ここにご老人が一杯座っている。小浜のご老人だ。八重山の唄もよく知っているのだろうな。鷲ぬ鳥 を唄えば、何か変わった唄を唄っているな、と思い、次につぃんだら節を唄っても、先の 鷲ぬ鳥 と同じに聞こえるような北海道の人とはまったく訳がちがう。と言っても仕方の無いことなのだが。


 みやぎまもる さんのステージ。この人は札幌にも来たコトがある。みやぎまもるさんは、石垣に住んでいると。ギターの担当は、石垣島のかまぼこ屋さん。もうひとりのパーカッションの人も、兼業だ。でも、こんなところでステージを持てるなんてすごいな。

 なんかみやぎまもる さんも、こっちの方が、札幌でのライブより良い演奏をしているな。CDを購入した。やいま食堂 というタイトルのCD。ライブでしか売っていないと言う。



みやぎまもるさん 登場



CDを買った


 次に、宮良康正先生 登場。

 助手の若い女性を連れてきている。唄を聴くとこの女性が非常にうまい。さすがは、宮良康正先生の相の手を務めるだけのことはある、と納得した。
 
 その宮良康正先生、島々清しゃ(しまじまかいしゃ)で何でも無いところで、歌詞が飛んでいた。このようなこともあるのだな。これも名人ならではのご愛嬌であろう。しかし、慣れたものでさらりと躱し(かわし)、場内もその手並みに沸いていた。

 与那国しょんかねー を唄ったが、知っているのとは違うしょんかねー。これは、与那国島の独特のものなのだろう。宮良康正先生は与那国島のご出身。このような唄は出身者でないと、というか、出身者でなくたって唄っても良いのだろうが、馴染みが無いとなかなか唄えるものではないな、と思った。

 そうこうしている内に、ちゅらさん祭が終了した。

 いよいよ、小浜節大会だ。今回は第10回大会。



宮良康正先生 登場


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八重山古典民謡の調べ・・・八重山古典民謡コンクール最優秀賞を目指して


橋本英樹 記               

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