2013年11月20日水曜日

第17話 石垣の夜はやはりお酒なしには終わらない、か



発表会のリハーサル 島ぬ宝たちの演舞


 先生の所を辞して、リハーサル会場である石垣市民会館に行く。

 行くと調度、民謡居酒屋「浜辺」の店長で、我々、西垣竹三門下の同門会長である花城先生が隣にいらした。いろいろとお話をしてくださった。花城先生は気さくな良い方である。

 調度、最優秀賞の練習をやっていた。

 楽屋にも行ってみたがが知っている人がいない。

 リハーサルを見るのも面白いかな、と思ったが、自分が出ないとなると、あまり面白くないものだ。何か臨場感がない。



 ここを出た後、ホテルに戻った。だいたい8時半くらい。

 ホテルでは、小演奏会をやっていた。男の人。別館の一階の脇のお部屋でやっていた。ホテルの人に外ではやらないのか、と聞くと、いつでもここでやっているとのこと。外の方が情緒があるな。前は、外で確か「優子」と言う人がやっていたのではないだろうか。この女性は上手だったな。




昨年の10月にホテル グランディア石垣の野外三線ライブ 優子 という人だったと思うが。結構上手であった。というか、この女性、並の腕ではないことは確かであると確信している。福井の人と言っていたと思う。驚くべきことに、4−5年前の小浜節大会の優勝者も「優子」という人。同一人物なのだろうか(下表を参照)。

http://www.youtube.com/watch?v=aETlL9MHizM&feature=youtu.be
安里屋ユンタ 早調子 動画


 ホテルで、また、風呂に入り、少し泡盛を飲んだ。といってもけっこう飲んだ。やはり沖縄で飲む泡盛は違う。うまい。自然に体に入るではないか。何か自然に融ける様な感じである。

 最近、何やら思うが、近くのコンビニで、漬け物等のつまみを買って、ホテルの氷をガチャガチャ混ぜて飲む泡盛が一番ご機嫌だ。

 コーレーグースを作るために泡盛を買ったが、少し飲まないと島唐辛子が入らない。20% - 30% くらい飲むと良いと思っていたら、何と、勢いが余って、35%くらいも飲んでしまった。

 そして、先生の所に行った。小浜節も少し聞いてもらったが、ビールを飲んでボソボソと先生と語った。時々、ミーコが私の所にやって来て、指を齧ったり、手に爪を軽く置いたりするのである。10時半ころお暇する。



 
 そして、美咲町に行ってみた。ここもちょっと寄らないと、石垣の夜が明けないだろう。ここでビールを飲んた。「明日、小浜節大会に出るのです」と言うと、小浜節をステージで唄わせてくれた。

 舞台の度胸付けにはなったが、聴衆の反応を見ると、暖かいものはあるにせよ、実のところ、私の伎倆は何かまだまだのような感じである、と言った印象かな、正直なところ。
 やはり、八重山の人は聴き慣れているから、と思った。

 明日本番なのにけっこうビールを飲んでしまったか。いや、ここで泡盛を飲まなかったから、自分なりには控えたと思っているが・・・・(ホテルで泡盛は飲んだが、これはすでに体から発散していると思う)  

 はるばる八重山まで来て飲まないのも粋なことではあるまい。何のための人生か、という感じだろう。八重山では泡盛もビールも旨いのだ。
 と言いつつも、明日が本番なのに飲んでしまうとは、やはり、おれは間抜けの調子モンなだけなのだろうか。まあ、あまり考えないでおこう。

 ホテルに帰って風呂に入って明日のために寝た。

 愈々(いよいよ)、明日は、小浜節大会だ。




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